希紫 さんからの頂き物♪ [→しんり・くろ・ぽとふ]
■希紫 さんからの頂き物♪
■くろさんと白さんのお話w
■ねこしょうかい★
_____
■希紫 さんからの頂き物♪
バレンタイン絵に拉致して頂きましたvvv
≫希紫 さんのブログ『海星』はこちら
バレンタインな感じが素敵(>w<///
希紫さんのイラストは、美麗でいいな~♪
眺めてるとウハウハですw
希紫さん、ホントに素敵なイベント絵をありがとうございましたvvv
_____
■くろさんと白さんのお話w
コケモモさん宅、白陰さんのバレンタイン明けのお話w
酔っ払い(?)くろさんw
 ̄ ̄『イベント明け』 ̄ ̄
「これを、俺にどうしろと?」
目の前に山と積まれた色とりどりの包み紙、ふわりと綺麗に掛けられたリボン達。
包みの中から仄かに甘く香るはチョコレート。
行きつけの酒場のテーブルに一抱えは有りそうな大きな紙袋が二つも三つも置かれている。
恐らく中身はテーブルに広げられた包みと同じような物だろう。
「摘まみに、召し上がって下さい」
白がにっこりと美麗な笑みを浮かべて香り高いブランデーをグラスに注いでよこす。
「ツマミ、ね。」
主食にして腹いっぱい食っても残りそうなチョコレート達に目をやりチビリとグラスを傾ける。
・・・まぁ。
この綺麗なラッピングのどこそこの店で買ったようなチョコはよし。
なんで俺の前には、こう、不気味なオーラを纏った綺麗で美味そうなチョコが並んでるのかな?
「白、コレ」
「ああ、ソレ、ね。どれも特別美味しそうでしょう? どれも特製の手作りらしいですよ」
薄紅と銀の両瞳を冷たく笑みの形にして言う。
「・・・なぁ、それって、俺に毒見しろって」
「あっはっは、やっぱりソレ、全部そう言う物でしたか」
やっぱり心当たり有りモノなんだな。
「心のこもった手作りは嬉しいのですけれどね、呪術まがいの気持ちは・・・流石にちょっと、ね」
言いながら皿に盛られたナニヤラ入りっぽいチョコ達を皿を傾けてザラリとゴミ箱へ。
幾つかづつに分けられているのだろう、心当たり入りのチョコの盛られた皿を喰えそうなモノはそのまま、喰ったら腹を壊しそうな念入りっぽいモノは白に押しやる。
「おまじない、と言うと聞こえは良いのですけれどね」
「お呪いな。最早普通に呪いだろ」
チョコの一つを鼻先で嗅いで見ると、ほんの僅かではあるがチョコの香料とは別の、なにやらどこかのブランド香水の香りが混じっている。
味覚に影響はほぼ無さそうなので、口に入れる。
「う~・・・」
「くろ? もう酔ったんですか?」
白が珍しいと言わんばかりに俺を見る。
数時間、チビチビとグラスを開けてれば、酔っ払う。
まぁ、普段よりは断然早い。
「ねん・・・が」
「年賀? ・・・ああ、念、ですね」
「ねんが・・・ぴんく」
「は?」
悪意の無い手作りのチョコ。
白は一つも口にしないし直に手に取る事も無い。
触る時は仕事時・・・執事の仕事時に付ける手袋をしていた。
「あまいぃ」
悪意はない。
それは確かだ。
しかし・・・作ってる間は、相手の事を考えるのだろう。
それはそれは幸せな想像をしながら。
うきうきそわそわ、わくわくどきどき、ピンク色の乱舞。
「も、だめ」
手作りチョコの最後の一欠片を口に放り込んで飲み込む。
一つ一つは本当に僅かな気持ちの籠ったチョコなのだけど、流石に量が量だ。
念酔いした。
最悪だ、ピンクの念に引かれて酔うなんて。
「・・・は、ぁ」
酔いに火照った吐息を洩らすと、白がホンの少しだけ申し訳なさそうな色をその互い違いの瞳に映す。
腕を伸ばしてぽんぽんと軽く叩くようにその頭を撫でる。
「あとは・・・くえよ?」
白が苦笑するように頷いた。
コイツ、こう見えて人の気持ちはムゲに出来ないんだよな。
純粋な好意で作られたチョコ。
捨てられなくて、自分では食べられない、チョコ。
それで俺にオハチが回ってくるのもどうかと思うけど、俺が念酔いしたように、コイツにも多分影響が出るんだろうな。
固く閉ざした闇を持つ者には、気持ちに触れるモノなんて口に出来ないわな。
・・・そんな話、直接聞いた訳じゃないけど・・・
「ぁあ! もう、ねる!」
ぐるぐる。
ぐるぐる。
回る回る、ぴんくの世界。
ぴんくのきもち。
うきうきそわそわ、わくわくどきどき、ピンク色の乱舞。
自分の感情じゃないそれに振り回される、疑似的な感情。
寝落ちしてしまえばそれまでだ!
コンとテーブルに突っ伏してウトウトする。
「くろは、寝顔とかホントに無防備で可愛いのに、男前ですよねぇ」
白の声。
「・・・ホントに男前ですよねぇ」
しみじみと、茶化すような自答するような声。
くすりと微笑っているような雰囲気に、なんとなく安心してストンと眠りに落ちた。
__2011/02/15.ゆきじ
≫白陰 さんの居る コケモモ さんのブログ『ARIAN RHOD』はこちら
ケモさんがいつもかまってくれるのでくろさんと白さんのコンビで遊んでみたのですw
楽しかったのです<ゆきじがw
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■ねこしょうかい★
猫写真の紹介です(笑)<別名:親ばかコーナーです(>ワ<///
takara12-19 posted by (C)ゆきじ
ねぇねと一緒w(3/3)
■くろさんと白さんのお話w
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 ̄ ̄『イベント明け』 ̄ ̄
「これを、俺にどうしろと?」
目の前に山と積まれた色とりどりの包み紙、ふわりと綺麗に掛けられたリボン達。
包みの中から仄かに甘く香るはチョコレート。
行きつけの酒場のテーブルに一抱えは有りそうな大きな紙袋が二つも三つも置かれている。
恐らく中身はテーブルに広げられた包みと同じような物だろう。
「摘まみに、召し上がって下さい」
白がにっこりと美麗な笑みを浮かべて香り高いブランデーをグラスに注いでよこす。
「ツマミ、ね。」
主食にして腹いっぱい食っても残りそうなチョコレート達に目をやりチビリとグラスを傾ける。
・・・まぁ。
この綺麗なラッピングのどこそこの店で買ったようなチョコはよし。
なんで俺の前には、こう、不気味なオーラを纏った綺麗で美味そうなチョコが並んでるのかな?
「白、コレ」
「ああ、ソレ、ね。どれも特別美味しそうでしょう? どれも特製の手作りらしいですよ」
薄紅と銀の両瞳を冷たく笑みの形にして言う。
「・・・なぁ、それって、俺に毒見しろって」
「あっはっは、やっぱりソレ、全部そう言う物でしたか」
やっぱり心当たり有りモノなんだな。
「心のこもった手作りは嬉しいのですけれどね、呪術まがいの気持ちは・・・流石にちょっと、ね」
言いながら皿に盛られたナニヤラ入りっぽいチョコ達を皿を傾けてザラリとゴミ箱へ。
幾つかづつに分けられているのだろう、心当たり入りのチョコの盛られた皿を喰えそうなモノはそのまま、喰ったら腹を壊しそうな念入りっぽいモノは白に押しやる。
「おまじない、と言うと聞こえは良いのですけれどね」
「お呪いな。最早普通に呪いだろ」
チョコの一つを鼻先で嗅いで見ると、ほんの僅かではあるがチョコの香料とは別の、なにやらどこかのブランド香水の香りが混じっている。
味覚に影響はほぼ無さそうなので、口に入れる。
「う~・・・」
「くろ? もう酔ったんですか?」
白が珍しいと言わんばかりに俺を見る。
数時間、チビチビとグラスを開けてれば、酔っ払う。
まぁ、普段よりは断然早い。
「ねん・・・が」
「年賀? ・・・ああ、念、ですね」
「ねんが・・・ぴんく」
「は?」
悪意の無い手作りのチョコ。
白は一つも口にしないし直に手に取る事も無い。
触る時は仕事時・・・執事の仕事時に付ける手袋をしていた。
「あまいぃ」
悪意はない。
それは確かだ。
しかし・・・作ってる間は、相手の事を考えるのだろう。
それはそれは幸せな想像をしながら。
うきうきそわそわ、わくわくどきどき、ピンク色の乱舞。
「も、だめ」
手作りチョコの最後の一欠片を口に放り込んで飲み込む。
一つ一つは本当に僅かな気持ちの籠ったチョコなのだけど、流石に量が量だ。
念酔いした。
最悪だ、ピンクの念に引かれて酔うなんて。
「・・・は、ぁ」
酔いに火照った吐息を洩らすと、白がホンの少しだけ申し訳なさそうな色をその互い違いの瞳に映す。
腕を伸ばしてぽんぽんと軽く叩くようにその頭を撫でる。
「あとは・・・くえよ?」
白が苦笑するように頷いた。
コイツ、こう見えて人の気持ちはムゲに出来ないんだよな。
純粋な好意で作られたチョコ。
捨てられなくて、自分では食べられない、チョコ。
それで俺にオハチが回ってくるのもどうかと思うけど、俺が念酔いしたように、コイツにも多分影響が出るんだろうな。
固く閉ざした闇を持つ者には、気持ちに触れるモノなんて口に出来ないわな。
・・・そんな話、直接聞いた訳じゃないけど・・・
「ぁあ! もう、ねる!」
ぐるぐる。
ぐるぐる。
回る回る、ぴんくの世界。
ぴんくのきもち。
うきうきそわそわ、わくわくどきどき、ピンク色の乱舞。
自分の感情じゃないそれに振り回される、疑似的な感情。
寝落ちしてしまえばそれまでだ!
コンとテーブルに突っ伏してウトウトする。
「くろは、寝顔とかホントに無防備で可愛いのに、男前ですよねぇ」
白の声。
「・・・ホントに男前ですよねぇ」
しみじみと、茶化すような自答するような声。
くすりと微笑っているような雰囲気に、なんとなく安心してストンと眠りに落ちた。
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ねぇねと一緒w(3/3)
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こんばんは。
イラスト飾ってくれてありがとうございますね。
念酔い……、わわ、すごそうですねぇ。
それもピンクの世界w
酔ったくろさんが可愛いなぁ~。
by 希紫 (2011-02-17 23:43)
>希紫 さま
ありがとうございます♪
このイラスト、なんだか可愛くて好きなんですv
有り難く飾らせて頂きました(>w<///
影楼喰うようなくろさんなので、残り香的な微かな念(想い)は食べると言うか、吸収しちゃうと言うか影響出そうだと思いますw
普段はそーゆうのは遮断してるんでしょうけど(^^)
ピンクな気持ちに振り回されるくろさんは可愛いと思います(笑)
by ゆきじ (2011-02-17 23:55)