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コケモモ さんからの頂き物♪ [→しんり・くろ・ぽとふ]

■コケモモ さんへ捧げ物♪
■コケモモ さんからの頂き物♪(しんり)
■ねこしょうかい★
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■コケモモ さんへ捧げ物♪
つい先日コケモモさんに素敵なお話を書いて頂いたところなのに、更に続けてしんりのお話も書いて頂きました!
今回も寝る前に記事更新を…イラストどうしようかなぁ…と思いながらPCをつけたら。
いや~んvvv
コケモモさんから素敵コメントがvvv(笑)
早速ブログへお邪魔して来ました。

で、やっぱりまず読むでしょ~。
更新置いといて、読むでしょ~。
そりゃぁまず読むでしょ~w

読んだら描きたくなるのがゆきじ本能でして(笑)
描かせて頂きました、挿絵っぽい物♪
kokemomo_Gaia100622.jpg
お持ち帰りはコケモモさんのみどうぞ★

コケモモ さんのブログ『リヴリーブログ、略して『リヴログ』!』はこちら

ガイア君のイメージ想像中なので、今度もちょっと小さめです。
今日は午後から温泉へお出かけするので、部屋で留守番してる間に沢山ラフしてイメージ固めようと思いますv
楽しみ♪
次回描くときは、オンリーでアップで描く予定です♪
温泉~、予約したのにゆきじはxxxで入れなくなっちゃったのさorz
でも紙とゲームと沢山遊び物持って行くので満喫してきますw

以下続きに原寸有ります、本分と共にお楽しみ下さいv
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■コケモモ さんからの頂き物♪
今度しんりとも仲良くして下さい~vvv
としつこくお願いしていたら、快くガイア君との絡み小説を書いて下さいました★
嬉しい!
ありがとうございますvvv

 ̄ ̄ 『2人の背中と桜風』  ̄ ̄
これは、今から少し前のお話。

桜が満開になった季節の事。
町の中心にある、噴水の前で、一人の少女・・・いや、少年・・・、いやこの子は無性別として、生まれてきたのだ。
その子の外見は、十歳前後。名前はしんりと言った。
噴水から、跳ね散る水で赤のチェックのスカートが濡れるのにも拘らず、しんりは何かを待っている、探しているようだった。
度々、通り掛かったリヴリーに何かを尋ねているようだが、皆首を振るばかりだ。

数分経って、諦めたように肩を落とすと、桜道と呼ばれる道を通り、何処かへ向かう。
そして、桜道に咲き誇る桜を見ようと、リヴリーで埋め尽くされていた所とは打って変わって、人通りのない公園に出た。
しんりはそこで、数少ない桜を熱心にスケッチしている青年を見つけた。
タタタッと走って近寄ったしんりは、先程までリヴリーに尋ねていた事を青年にも聞く。
「あのっ!ここのケーキ屋さんにはどう行ったらいいですか?」
興奮したようなしんりの問いに対して、青年が顔をあげる。
血のように赤いその瞳にはしっかりとしんりが捉えられている。
「何処のケーキ屋さん?」
そう聞かれて、握りしめていた紙を取り出す。
しばらく、その紙を覗き込んでいた青年だが、何かを思い出したように顔をあげる。
「此処なら知ってるよ。連れて行ってあげようか?」
その答えに、しんりの顔がパアッと明るくなる。
「お時間あれば、宜しくお願いしますっ!」

kokemomo_Gaia100622.jpg

青年は、微笑んで頷くと、スケッチブックとペンケースを鞄の中にしまい、しんりの横に並ぶ。
「俺は、ガイア。君は?」
「私は、しんりです。ガイアさんはあそこで何をしていたんですか?」
「ん。学校の宿題、かな」
「良ければ、見せてもらっていいですか?」
「良いけど・・・そんなに上手くないよ」
と言いつつ、渋々といった様子で鞄からスケッチブックを出す。
ドキドキしながら、しんりはスケッチブックを開く。
そこには、一輪の桜や、葉、木の葉などが描かれていた。
普通なら、見たまま、全体の桜の木を描くはずなのだが。
少し考え込むような顔をしたしんりを見て、考えを見透かしたように、ガイアが口を開く。
「何か、そう言う小さい物の方が描いてて楽しいんだよね。全体の様子とかよりはさ」
そう言って、困ったように微笑む。
「いえ。私はこういう絵のほうが好きですよ。なんて言うか・・・その物のよさが分かるっていうか・・・」
眉間にしわを寄せ、自分の言いたい言葉をなんとかガイアに伝えようとするが、いい言葉が見つからないようだ。
ガイアは、それを見て嬉しそうな、照れたようなそんな笑みを浮かべた。
「そう言ってくれると嬉しいよ。しんりちゃん」
そう言うと、しんりの頭を撫でる。
先程までの顔は何処へやら。しんりは、可愛らしく微笑んだ。

二人が、話しながら歩いて行くと、ガイアが足を止める。
「多分・・・此処だと思うよ。そのケーキ屋さん」
ガイアが思わず言葉を濁す。
其れほどまでに、そのケーキ屋は不気味なオーラを放っていた。
しんりの頬も引きつる。
「く、くろさんは、いつも此処に来てるんでしょうかっ?」
そう言って、紙を思いっきり見る。
「ちょっと、それ貸してくれる?」
ガイアはそう言って、しんりから紙を取る。
「やっぱり・・・・・・此処だね」
しばらく、紙を睨んでいた彼だが、遂に諦めて結論を出す。
「そんなあ。ガッカリです・・・・・・」
あからさまに、ガッカリ、といったような顔をするしんり。
「み、見た目より味の方が大事だと思う。入ろう、しんりちゃん」
しんりの背中を押して無理矢理ケーキ屋に押し込むガイア。

ケーキ屋の中は意外に明るかった。
まるで、王室のような優雅な壁紙と、控え目な色があしらわれた家具が飾られている。
「わあ・・・・・・!」
思わず、感嘆の声をあげるしんり。
「へえ。いい所だね」
ガイアは正直な感想を述べる。
その時。
しんりの前を白っぽい影が通り、ガイアの前で止まる。
「うわっ!」
いきなり現れたリヴリーに思わず後ずさりするガイア。
ガイアの前には、白っぽい、ドレスを着た女性が立っていた。
「あらあ、近くで見るとますますいい男じゃな~い」
そう言って女性は、ガイアの顔に鼻がつくほど顔を近づける。
「ど、ど、何方ですか?」
ガイアは動揺しつつも、そう尋ねた。
「私?私はぁ、このお店の店主のぉ、リビって言うの。宜しくね」
そう言って、ウフッと笑うリビ。
しんりは、そんなリビの手を引く。
「あのっ、ケーキくださいなっ」
「まあ、可愛いお客さんねぇ。こっちに来て、ケーキを選んでねぇ」
そう言って、ショーケースの前へしんりを連れていく。
そのショーケースには、アクセサリーのように綺麗に飾られたケーキが多々並んでいた。
「これですよ!くろさん、いつもこのケーキを買ってきてくれるんです!」
しんりが、振り向くとリビがまた、ガイアに顔を近づけていた。
「ガイアさん!ケーキ、選びましょう!」
そう言って、ガイアの手を取りショーケースへ引っ張っていくしんり。
リビはつまらなそうな顔をして、ついてくる。
「じゃあ、これとこれと、これください」
ガイアが、しんりの意見を聞いて注文する。
「ありがとうございますぅ。久しぶりのお客さんだからおまけしてあげるわねぇ」
注文したケーキのほかに、ショーケースからケーキを三つ取り出す。
「そこの机でお話ししましょうねぇ」
机へ、ケーキを載せた皿を置くリビ。
「そんな、悪いですよ!」
ガイアが断ろうとするが、リビは首を振る。
「いいのよぉ。お話も聞きたいしぃ」
リビは二人の手を取ると、席へ座らせる。
「二人はぁ、何処で知り合ったのぉ?」
「桜の下で出会いました」
「あらぁ、ロマンチック~」
しんりの代わりに、ガイアが答えるとリビが口笛を吹く。
その後、聞かれては答え、食べを繰り返し、話を進めていく。

「そろそろぉ、帰った方がいいんじゃなあい?」
リビに言われて、ガイアが腕時計を見る。
「そうします。ケーキご馳走さまでした」
ガイアは微笑む。
「あっ、ご馳走様でしたっ!」
しんりも可愛らしい笑みを浮かべる。
「こちらこそぉ、お話聞けて楽しかったわぁ。また来てねぇ」
扉の前で、リビが手を振る。
ガイアが頭を下げ、しんりが手を振り返す。
扉が閉まると、二人は改めてその店を見て、苦笑いする。
そして、ケーキ屋に背を向け歩き出す。

二人は、殆ど人がいなくなった桜道を歩いていた。
「しんりちゃんって、家どこ?送るけど」
「いえっ!近くですので大丈夫です」
「そっか」
刻々と近づいてくる別れに、二人は黙り込む。
「また・・・会えますか?」
心配そうに、しんりが尋ねた。
「会えるよ。きっと」
ガイアは、また、しんりの頭を優しく撫でる。
「もう少し、歩きましょうよっ」
しんりがガイアの手を取る。
ガイアはフッと微笑むと、しんりに手をひかれるまま歩きだした。

オレンジに輝く夕日を背に受け、二人の背中が染まる。
小さく吹いた風に、桜が乗せられる。
二人は手をつないで、桜風が吹く桜道を静かに歩いて行った。

__2010-06-21 コケモモ さん:作__

コケモモ さんのブログ『リヴリーブログ、略して『リヴログ』!』掲載ページはこちら

コケモモさん、素敵なお話をありがとうございます!

やっぱしガイア君がカッコイイです~(>ワ<///
赤いチェックのスカートのしんりもラブリーw
スカート着せたけど大丈夫だったかな、と心配されてましたが、全然大丈夫です!
可愛いので問題無しですよ~♪<描くのも楽しかったですv

更に、今回は名前だけとは言え、くろさんまで(>ワ<///
街に出かけたらケーキをお土産に買ってきてくれるんですねw
良い人だ、くろさんv<ケーキに釣られてる?

コケモモさん宅の新キャラさんも登場したりして、楽しい!
こうやってワールドが広がって行くと、ホントに楽しいですv
幸せだ(^ワ^///

コケモモさん、ありがとう! 今回も心から、大感謝ですvvv
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■ねこしょうかい★
猫写真の紹介です(笑)<別名:親ばかコーナーです(>ワ<///
takara_03-09
takara_03-09 posted by (C)ゆきじ
なになに?<興味津々


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nice! 37 /現在nice!: 50994v キリnice!№要チェック~☆

コメント 3

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みかん

こんばんはー。私信失礼します。ゆきじさんへの捧げ絵、全員分完成しましたー。自サイトにありますので、フリーで自由にお使いくださいませー。去年のBDプレ完了~。かなり遅くなってごめんなさいです。ではでは。
by みかん (2010-06-22 21:04) 

弧烏

ブログへのコメント、nice!有り難う御座いました^^*
嬉しい御言葉、有り難いです~v

にゃんこ可愛いですねっb
まん丸な瞳が何とも愛くるしいですっっ!!!
これからもゆきじ様の愛情で大きくなって下さいね^^
by 弧烏 (2010-06-22 22:25) 

ゆきじ

>みかん 様
ありがとうございます♪
うわ~! 凄い! 全員完成しましたかvvv
御苦労さまでした~(^^)
嬉しいな~vvv
有り難く頂戴します★
大感謝です~v

>弧烏 さま
ありがとうございます~v
にゃんこ、お褒めに預かり光栄ですv<喜
この時は、トイレ前の網戸を押し破って(引き抜いて?)脱走した後の写真ですね~。
鼻先、本当は黒いのですが、網戸を押し抜いた時に鼻の頭を擦りむいて赤くなってますw
by ゆきじ (2010-06-23 21:23) 



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