希紫 さんからの頂き物♪＆くろさんのお話11

■希紫 さんからの頂き物♪
■くろさんのお話　『くろさん封印　11』
■2週目もお世話したよ～v
■少女マンガｗ
■ねこしょうかい★
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■希紫 さんからの頂き物♪
現在更新中のお話にちょこっと出てきますくろさんA（アストラル）体を描いていただきました～vvv
首輪の辺りは又別のエピソードになりますｗ＜今ボチボチと書いてますv


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いつも凄く透明度の高い塗りで、うっとりしちゃうのですが、今回はくろさん描いて貰えてすっごい嬉しかったですv
ありがとうございます（＞ワ＜///
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■くろさんのお話
くろさんが強すぎて絡み難かったので弱くしよう大作戦です(笑)
毎回視点キャラが変わるので読み辛いかもです、ごめんなさいorz


『くろさん封印　11』
ーーー（鷲庵さん）


　不躾な方法ではあったけれど、ぽとふ殿を訪ね師事を仰ぎ協力を取り付けて目的を果たす手段を手に入れる事が出来た。
　後は一刻でも時間が惜しく、その足であの場所･･･封印窟へと戻る。
　
「お帰りなさいませ、鷲庵様」
「待たせました」
「ご命令があれば直ぐ出立出来るよう準備は整っております」
「ご苦労様です」
　封印窟近くの村から簡易的に夜の原の入り口へと繋げた門を無事に戻れば部下達が待ちかねたとばかりに武装して整列していた。
　皆、あの中に取り残された仲間を助けるのだと顔に出ていてその心意気に微苦笑を浮かべる。
　これから行く先は洞窟の細く長い道を下った閉じられた世界なのだ。
　少数精鋭で行くことも皆分かっているだろうに。
　それを知って尚、想いだけは共に行くつもりなのだろう。

　良寛が共に行く者の名を数人読み上げ、名を呼ばれた僧が前へ出る。
　封印内に取り残されたのは四人。
　それぞれが自力での歩行困難な場合を想定し、担ぎ手に一人、退却時の戦闘を含むサポートに一人づつとして八名。
　くろが歩行困難な状況に在るとは想像出来ないけれど、その場合は俺と良寛でどうにかする。
　連れて行くべきか悩んだが、本人の強い意志もあって蝶子も同行する。
　満足に動けぬのであれば残して行くつもりだったが、ぽとふ殿が庭で待つ蝶子を見かけ、治癒を施してくれた。
「あらあら、くろさんね。･･･女の子に怪我をさせるなんて、本当に詰めの甘いこと･･･」
　そう言いながらパチンと軽く指を鳴らした。
　それだけだったのだが、その小さな音にどれほど強力な治癒術が込められていたのだろうか？
　蝶子の傷は･･･腕の傷は勿論、恐らく相当に負荷の掛かっていたであろう内臓へのダメージも含め回復し、更にその音を拾った私と良寛の怪我も疲労さえも回復させた。
　お陰であの日、目を覚まして以来、最低限の休養しか摂れていなかった体が、まるでその日の為に調整してきたかのような調子の良さだ。
　戦闘になるような事は無いだろうが、今度の事のような不測の事態にあったとしても、正しく対処出来るだろう。


ーーー（蝶子ちゃん）


「参りましょう」
　主様のお声に従い封印窟を進み最深部の門の前に立つ。

　門の向かいの壁には揚羽蝶のような文様。
　私が遺した、不手際の痕。
　見る度に胸が痛む、完治した腕に痛みの走る気がする。
　･･･今度はこのような無様な失態はしない。
　必ず無事に･･･
　必ず無事に、くろ様を救い出す。
　必ず。

　そう心に誓う。
　何度も。

「蝶子」
「蝶子殿」
　心配そうに主様と良寛さんが私にお声をかけて下さいます。
「申し訳ありません･･･。もう、大丈夫ですわ」
　決意を込めて真っ直ぐにお二人を見つめ返します。

「では、道を開きましょう」

　主様が懐からしんりさんと樹姫さんの作られた術符を取り出し術を発動させます。

「開門！」

　短いその言葉に呼応して中空に浮かび固定された術符が何もない空間に扉一枚ほどの黒い穴を開けた。


ーーー（良寛さん）


　先陣を切ろうとなされる鷲庵様を制し、二人ほど連れて用心しながらその黒い空間へ身を滑り込ませた。
　何とも奇妙な感覚。
　吊されたポスターに描かれた扉をくぐるような、心許なさ。
　それでも、その先は、漆黒の世界だった。

　実際に手に触れることの出来ないその入り口を抜けた先は、気の狂いそうな暗闇に包まれ一切の音も無い。
　生理的な不安に襲われて、出てきた場所を手探るが元々それに触れることは出来ない。
　一瞬パニックに陥りかけるが本来の目的を思い返して必死に耐えた。
　その場を動かぬようにしばらく気配を探りながら（全ての感覚が閉ざされてしまったかのように役に立たなかったが）闇に目を慣らさせる。
　酷く･･･大変暗く見えにくかったが僅かに濃淡が判別出来るようになった。
　そんな視界の中で、少し離れた場所に白っぽく浮かび上がる灯りが一つ。
　それは本当に仄かな物であったけれど、この世界にあって涙の出そうなほど勇気を与えてくれる光だった。
　と、微かにその光を遮り動く影があった。
　一人をその場に待機させ、万が一にと向こうの世界から引いて来た命綱を延ばしつつその場所へ向かう。

「皆無事か！？」
「･･･！！！」
「良寛！」
「良寛殿！」
　求め人がそこに居ることを確認して、共に連れてきたもう一人を伝令に出す。
　命綱を頼りに直ぐに迎えが駆けつけるだろう。

「怪我は？　動けるか？」
　四人全員の無事を確認して、ふとくろ殿の姿が無いことに気付く。
「くろ殿は！？」
「大丈夫、ご無事だ」
「あのお方のお陰で皆、こうして生きていられる」
「･･･今はそこにいらっしゃる」
　皆の視線の先には先ほど見かけた仄かな灯り。
「皆、無事ですか？」
「･･･ッ！　鷲庵様！」
　お姿ははっきりと見えなくても、深みのあるお声がどなたであるのかを知らしめ、同時に助かったのだと実感させたのかも知れない。
　緊張と安堵が入り交じり、涙する気配がした。
「地上へ戻り、彼らに手当と休息を」
「はい、鷲庵様」
「･･･迎えに行って参ります」
　指示を与えてその足で仄かな光へと向かわれる鷲庵様を目で追うが、直ぐに呼びに使わせた者が戻って来たのでするべき事をする。
　くろ殿の安否は気遣われるが、それは鷲庵様が成すべき事と思い定めて救出作業の指揮を始めた。


ーーー続く
ボチボチ更新出来たらいいなと思います（＾＾///

あと数回の更新でエンドまで紹介出来ると思いますv
もうしばらくお付き合いくださいませ（＾＾）
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■2週目もお世話したよ～v


2週目のリヴのお世話イベントもスタンプ一杯に頂きましたv
画像は正々堂々使い回しだ(笑)
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■少女マンガｗ
相棒が少女漫画を貰って来ましたｗ
『HEART』　『H3スクール』（高田りえ）どちらも面白かったですｗ
『花より男子』のDVDも借りたのでそれものんびり観てます♪
少女漫画って苦手で読めない観れないと思ってたけど、面白いです。
うん、おもろいｗ
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■ねこしょうかい★
猫写真の紹介です(笑)＜別名：親ばかコーナーです（＞ワ＜///

takara14-08 posted by (C)ゆきじ
だきまくらねぇね！（1/3）

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コメント 3

コメントの受付は締め切りました

niceありがとうございました。
呆れることばかりの政治の世界。
松本復興大臣何を考えているんでしょうね。
by kawasemi (2011-07-05 13:40) 

イラスト飾ってくださってありがとうございますね。

ぽとふさんの指ぱちん治癒術、すごいなぁ～と何度読んでも思ってしまう希紫なのですよ。
音をひろっただけで「怪我も疲労さえも回復」ですものねぇ。
四人も無事に救出されて、後、くろさんだけですねｗ

少女マンガ、結構、面白いですよねぇ。
by 希紫 (2011-07-05 23:29) 

■kawasemi さま
ありがとうございます♪
政治の世界は呆れるような事ばかりですね、本当に残念です。

■希紫 さま
ありがとうございます♪
イラスト、遅くなりましたがウハウハでお披露目させて頂きましたvvv
A体くろさんが艶やかでうっとりですよ～（＞ｗ＜///
やっぱり希紫さんの絵は美麗ですv＜目の保養ｗ

お話の方、後はくろさんのお迎えのみとなりました♪
ああ、長かったｗ
あと3回くらいでラストまで更新出来たらいいな～v
ぽとふさんの術は、治癒術に限らずどれも強力ですｗ
神様対戦仕様なので(笑)
現在本職（神殺し）休職中なので、ラスボス戦前の回復の泉のバイトでしょうかｗ

少女マンガ、ラブコメのコメが強いと読める事が判明です(笑)
by ゆきじ (2011-07-07 00:33)